患者さん・ご家族の皆さまへ

患者さんの尊厳と安全を守る
身体的拘束の最小化に取り組んでいます

東筑病院では、入院中の患者さんが自分らしく、安心して過ごせるよう、身体的拘束をできる限り行わない医療・看護に努めています。取組みの内容と実施状況をお知らせします。

身体的拘束最小化の基本方針

東筑病院が大切にしている考え方です。

身体的拘束は、患者さんの自由を制限し、尊厳を傷つけるだけでなく、身体機能の低下や心理的な負担につながるおそれがあります。当院では、身体的拘束を「しないことが原則」と考え、患者さんの安全を守りながら、拘束に頼らないケアを職員全員で進めます。

当院の取組み内容

拘束を減らすために、日々こんなことに取り組んでいます。

1

指針の整備と周知

身体的拘束最小化のための指針を定め、すべての職員が同じ考え方で対応できるようにしています。

2

多職種によるチーム対応

医師・看護師・リハビリスタッフ・薬剤師・相談員などが協力し、患者さんに合った方法を話し合います。

3

原因を探り、代わりの方法を検討

落ち着かない、転倒が心配といった背景にある原因(痛み、不安、環境、薬など)を探り、拘束以外の方法を考えます。

4

転倒・転落を防ぐ環境づくり

低床ベッドやセンサーの活用、動線や照明の工夫、見守りの強化など、安全を保つ工夫をしています。

5

定期的なカンファレンスと見直し

やむを得ず行った場合も、できるだけ早く解除できるよう、定期的に状況を確認し見直します。

6

職員研修の実施

身体的拘束の弊害や、拘束に頼らないケアについて、職員向けの研修を定期的に行っています。

身体的拘束の実施率

当院の入院患者さんにおける、身体的拘束の実施状況です。

身体的拘束の実施率
1.2%
2026年10月(直近月)

月ごとの推移

2026年8月
2.6%
2026年9月
1.8%
2026年10月
1.2%
実施率の計算方法
身体的拘束を実施した延べ患者数(日数)÷ 入院患者の延べ数(日数)× 100(%)

※ 数値は院内の集計に基づきます。患者さんの状態や病棟の状況により、月ごとに変動することがあります。
※ 最終更新日:2026年11月4日

やむを得ず身体的拘束を行う場合

命や身体を守るために、他に方法がないときに限り、次の3つの条件をすべて満たす場合のみ検討します。

切迫性

患者さん本人または他の患者さんの生命・身体が危険にさらされる可能性が、著しく高い場合

非代替性

身体的拘束以外に、代わりとなる方法が見つからない場合

一時性

身体的拘束が一時的なものであり、必要がなくなればすぐに解除する場合

実施する際は、事前に患者さん・ご家族へ理由や方法、期間の見込みを十分にご説明し、ご同意をいただくよう努めています。実施中も、状態を観察し記録しながら、早期解除を目指します。

ご家族の方へ

ご家族のご理解とご協力が、拘束に頼らないケアにつながります。

  • 患者さんの普段の様子や好きなこと、気になるくせなどを教えてください。落ち着いて過ごしていただくための大切な手がかりになります。
  • 入院生活で不安に思うこと、ご心配なことがあれば、いつでも病棟スタッフにお声がけください。
  • 面会の際にお顔を見せていただくことも、患者さんの安心につながります。
  • 転倒や転落の危険について、ご不明な点があれば医師・看護師が丁寧にご説明します。

お問い合わせ

この取組みについて、ご質問やご意見がありましたらお気軽にご相談ください。

医療機関名
東筑病院
担当窓口
医療相談室 など
電話番号
093-603-0111
受付時間
平日 9:00〜17:00
所在地
〒807-0856 福岡県北九州市八幡西区八枝1丁目7番20号